夕方5時半。冷蔵庫を開けて、何も決まらないまま閉める。
その日は、鶏肉が1パックと、しなびかけたきゅうりが1本だけありました。人数分にはどう考えても足りません。買い物に出るには遅すぎて、かといって、このまま立っていても献立は出てきません。
夕食宅配、という言葉が頭をよぎったのはそのときです。でも、すぐに打ち消しました。宅食って、ふたのついた一人前のお弁当でしょう。あれを食卓に4つ並べたら、なんだか味気ないし、単純に4倍のお金がかかるのではないか。そんなイメージが、わたしの中にずっとありました。
実際に頼んでみたら、思っていた形とは違いました。この記事では、その中身と値段の話を書きます。
最初に書いておきます。我が家は3人家族ですが、4人前プランを頼んでいます
先に、正直なところをお伝えします。
我が家は、夫と子ども1人の3人家族です。だから「4人で食べたら足りました」という感想は、この記事には書けません。4人では食べていないからです。
それでも、頼んでいるのは4人前×週3食のプランです。理由は後で書きますが、結果として、4人前がどれくらいの量なのかは、実物を見て知っています。箱を開けたときの容器の数も、冷蔵庫がどれくらい埋まるかも、3人で食べたら何回分になったかも、わかります。
この記事は、その立場から書いています。「4人分足りますよ」と言い切る記事ではなく、「4人前ってこれくらいの量です。あとはご家庭で判断してください」という記事です。そのつもりで読んでいただけたらうれしいです。
4人分を毎日作るのは、作れないわけじゃない。でも回らない
4人家族の夕食って、料理そのものより、その手前が重いのではないでしょうか。
何を作るか決める。家にあるものを思い出す。足りないものを買う。食べられないものがある人の顔を思い浮かべる。量を計算する。ここまで済ませて、やっと火をつけます。
作れないわけではないんです。わたしも、作ろうと思えば作れます。ただ、これを月曜から金曜まで、仕事のあとに毎日やると、どこかで回らなくなる日が来ます。回らなくなった日に限って、家族は普通におなかを空かせて帰ってきます。
夕飯を作らずに済ませることに、うしろめたさを感じる人もいると思います。わたしもそうでした。その気持ちについては、夕飯を「買う・頼む」に罪悪感があるあなたへで別に書いています。もし今、その入り口でつまずいているなら、そちらを先に読んでいただいてもいいかもしれません。
4人前×週3食プランで、実際に届いたもの
ツクリオ(旧つくりおき.jp)の4人前×週3食プランを頼みました。届いたのは冷蔵便です。
箱を開けて、中に入っていたのはこれだけでした。
- 主菜:3種類(容器は8パック)
- 副菜:5種類(容器は5パック)
合わせて13個の容器です。一人前ずつ小分けになっているのではなく、おかずごとに容器に入っていて、そこから家族で取り分ける形でした。わたしが想像していた「ふたつきのお弁当が4つ」とは、まったく違う姿です。
食べるときは、必要な分だけ容器を出して、レンジで温めます。5分ほどで温まりました(温め時間は商品によって違うので、容器の表示を見てください)。


3人で食べて、4回分くらいになりました
3人家族で食べた結果、だいたい4回分の夕食になりました。
ただ、これは正確に数えたわけではありません。副菜が少しずつ余ったので、翌日のお昼につまんだり、朝に足したりしていて、きっちり「1回分」で区切れていないんです。結果として4回分くらいになった、という感覚でした。
4人前を3人で食べているので、1回あたりに出す量は少し多めです。それでも足が出るわけではなく、余ったら容器のまま冷蔵庫に戻して、次の日に回していました。この「余りを翌日に送れる」感じは、取り分け型ならではだと思います。
お皿に移したら、家の食事に見えました
一度、容器から一人前ずつお皿に移して食卓に出したことがあります。
同じおかずなのに、見た目の印象がかなり変わりました。容器のまま出すと「届いたもの」ですが、皿に移すと「今日のごはん」に見えます。わたしはこの違いが思ったより大きくて、それ以来、余裕がある日は移すようにしています。
このあたりの話は、手料理サブスクってあるの?で詳しく書いたので、気になる方はそちらへどうぞ。
中学生の子どもは、食べたか
量と同じくらい気になるのが、子どもが食べてくれるかどうかではないでしょうか。
我が家の子どもは中学生で、トマトとマヨネーズとチーズが苦手です。この3つはわりといろいろな料理に入っているので、正直、届くまでは不安でした。
結果からいうと、苦手なものが入っていないメニューの週は、おいしそうに食べていました。ハンバーグのときは、おかわりまでしていたと思います。味つけが極端に濃いわけでも薄いわけでもなく、中学生の口にも合ったようです。
ただ、これには裏があります。ツクリオはメニューが週替わりで、自分では選べません。つまり、苦手なものが入っている週は必ず来ます。
我が家の回し方はこうです。苦手な品が入っていたら、その1品だけ大人が食べます。子どもには他の主菜と副菜を多めに取り分けて、それで1食が成立します。品数が複数あるので、1品抜けてもなんとかなるんです。これは取り分け型の利点かもしれません。
とはいえ、家族全員に共通の苦手なものがある場合は、選べないことがそのまま負担になると思います。ここは正直に、デメリットとして受け止めておいた方がいい部分です。
お金の話。4人前だと、1食いくらになるのか
いちばん知りたいのはここではないでしょうか。4人分となると、金額も大きくなります。
ツクリオの4人前プランの通常価格は、次のとおりです(税込・送料込)。
| プラン | 料金 | 食数 | 1食あたり |
|---|---|---|---|
| 4人前×週3食 | 9,990円 | 12食分 | 約832円 |
| 4人前×週5食 | 15,960円 | 20食分 | 約798円 |
週5食にすると、1食あたりは少し下がります。とはいえ、1回の支払いは大きくなるので、そこは家計との相談だと思います。
そして、初回についてです。上の2プランは対象プランで、クーポンを使うと4,000円OFFになります。わたしのときは、9,990円が5,990円になりました。12食分でこの金額だったので、最初の1回は試しやすかったです。
クーポンの取り方と条件は、ツクリオのクーポンで初回4,000円OFFにする方法にまとめています。手順が少しあるので、頼む前に見ておくと確実です。
※価格は2026年9月時点。商品・プランによって変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください
「自分で作った方が安いのでは」と思う方もいると思います。それはそのとおりの場面もありますし、そうでない場面もあります。食材を使い切れるか、買い物に行く回数、作る時間をどう数えるかで、答えが変わってくるからです。この比較は宅食と自炊、どっちが安い?で別に書いているので、そちらを見ていただけたらと思います。
4人家族の目線で、いいと思ったところ
使ってみて、わたしが助かっていると感じるのは次の4つです。
作らない日ができる。 当たり前のことですが、これがいちばん大きいです。週3食分が冷蔵庫にあるだけで、平日の夕方の空気が変わります。
献立を考えなくていい。 作る手間より、決める手間が減ることの方が効きました。冷蔵庫を開けて閉めるあの時間が、まるごとなくなります。
取り分け型なので、食べる量を調整できる。 一人前ずつ決まっていないので、たくさん食べる人には多めに、そうでない人には少なめに出せます。育ちざかりの子どもがいる家庭や、大人と子どもで食べる量が違う家庭では、この自由度はありがたいのではないでしょうか。
余った分を翌日に回せる。 容器のまま冷蔵庫に戻せるので、無駄になりにくいです。お弁当型だと、こうはいきません。
味や実際のメニューについては、ツクリオを実際に頼んでみた正直なレビューに写真つきで書いています。中身をもっと細かく見たい方は、そちらへどうぞ。
正直に書きます。合わないかもしれないところ
いいところだけ並べても意味がないので、気になった点も書きます。
メニューが選べない
週替わりで届くので、内容は開けてからのお楽しみです。好みがはっきりしている家族がいると、当たり外れを感じる週があります。
逃げ道としては、さきほど書いたとおり「苦手な品は大人が食べる」です。品数があるので、1品抜けても食卓は成立します。ただ、どうしても選びたい人には、一人前ずつ自分で選べるタイプの方が合うと思います。
冷蔵なので、日持ちしない
冷凍ではなく冷蔵で届くため、長くは置けません。届いた週のうちに食べきる前提です。
旅行や出張で家を空ける予定があるなら、LINEからスキップや配送日の変更ができます。定期の縛りはなく、解約も同じくLINEからできるので、この点はそれほど身構えなくていいと思います。
冷蔵庫が、届いた日は埋まる
容器が13個です。届いた日は、冷蔵庫の1段を空けておかないと入りません。
わたしは配達日の前日に、飲み物や調味料を別の段に寄せて、一段まるごと空けるようにしています。ここは事前にわかっていれば対処できる話ですが、知らずに受け取ると少し慌てます。

2人前と4人前の間がない
我が家が3人なのに4人前を頼んでいるのは、ここが理由です。2人前だと足りず、3人前という選び方はありません。
だったら4人前を頼んで、余った分を翌日に回そう。そう決めました。結果として3人で4回分くらいになったので、我が家にはこの選択が合っていました。同じように3人家族や5人家族の方は、ぴったり合わないぶんをどう吸収するか、考えておくといいかもしれません。
取り分け型と個食型、4人家族にはどちらが合うのか
夕食宅配には、大きく2つの形があります。ツクリオのような取り分け型と、一人前ずつ個別に届く個食型です。
個食型の方も試しました。わんまいるの健幸ディナーです。
こちらは冷凍で届きます。国産100%・無添加をうたっていて、おかずが一人前ずつ袋に入っています。温め方は湯せんか流水解凍で、レンジは使えません。ここは少し手間がかかる部分です(原材料の考え方や体への合う・合わないは人それぞれなので、気になる方は表示を確認してみてください)。
我が家では、大人2人と子ども1人の3人分をそろえて食べました。一人前ずつ袋に分かれているのは、思っていたより便利でした。食べる人の分だけ解凍すればよくて、他の袋は冷凍庫に残ったままです。
この形が向くのは、家族の食べる時間がそろわない家庭ではないかと思います。部活で帰りが遅い子どもがいる、夫の残業が読めない、自分だけ先に食べる日がある。そういう家では、取り分け型だと一度出したおかずをどう扱うかで悩みますが、個食型ならその問題が起きません。
ただし、4人家族でそろえるなら、単純に4人分が必要になります。人数が増えるほど、必要な食数も増える形です。わんまいるは初回500円引きがあるので、まず少ない数から試してみるのが現実的だと思います。
わんまいるを食べた感想は、わんまいるの口コミと正直な感想にまとめました。金額の組み立て方もそちらに書いています。
向いている家族と、そうでもない家族
ここまでを踏まえて、わたしなりの整理です。
取り分け型(ツクリオ)が向いていそうな家族
- 家族がだいたい同じ時間に食卓につく
- 食べる量に差があって、その場で調整したい
- 献立を考えることそのものが重い
- 冷蔵庫に一段分の空きを作れる
個食型(わんまいる)が向いていそうな家族
- 部活や残業で、食べる時間がバラバラ
- 冷凍でストックしておきたい
- 必要なときだけ1人分出したい
どちらも合わないかもしれない場合
- 家族全員に共通の苦手な食材が多く、選べないと困る
- 1食あたり800円前後という価格が、家計の中で重い
- 作ることが好きで、そこに負担を感じていない
共働きで夕方がいちばん忙しいという方は、共働きに宅食はアリ?も参考になると思います。
ツクリオの4人前プランを試してみるなら
最後に、ツクリオ(旧つくりおき.jp)の基本をまとめておきます。
- 冷蔵で届く、おかずごとの取り分け型
- レンジで温められる(時間は商品による)
- メニューは週替わりで、選ぶことはできない
- 4人前×週3食 9,990円/4人前×週5食 15,960円(税込・送料込)
- 初回は対象プランでクーポン利用により4,000円OFF
- LINEから解約・スキップ・配送日変更ができ、定期の縛りはなし
※価格は2026年9月時点。商品・プランによって変わることがあるので、最新の情報は公式サイトでご確認ください
ツクリオは、対象プランで初回4,000円OFF!下のオレンジ色のボタンから申し込みできます。
初回注文限定。指定クーポンの適用が必要。本特典は予告なく変更・終了する可能性がございます。
クーポンの受け取り方はツクリオのクーポンで初回4,000円OFFにする方法に、注文の手順はツクリオの申し込み方法にまとめています。初めてなら、この2つを先に見ておくとスムーズです。
まとめ
「4人家族に夕食宅配は足りるのか」という問いに、わたしは言い切ることができません。3人で食べているからです。
でも、4人前がどれくらいの量なのかは見てきました。主菜3種類で8パック、副菜5種類で5パック。3人で食べて4回分くらい、という感覚でした。ここから先は、ご家族の食べる量に当てはめて考えていただくのがいちばん確かだと思います。
取り分け型でも、個食型でも、どちらを選んでもいいのだと思います。食卓がそろう家なら前者が、時間がバラバラな家なら後者が、少し楽になるというだけの話です。どちらも試して、合わなければやめればいい。それくらいの気軽さでいいのではないでしょうか。
まだ決めきれないという方は、宅食の選び方ガイドに判断の順番をまとめてあります。
4人分の献立を毎日考えることは、思っているよりずっと大変なことです。週に何回か、それを外に預ける日があっても、それでいいのだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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